毒実家を出たいのに、勇気がない毒親育ちさん
「毒実家(毒親と住んでいる今の家)を出ようかな。迷う。」「毒実家を出たいけどモチベーションがない」「親と離れたいのに、勇気が出ない」と、お悩みの毒親育ちさんへ。
このブログを読むと:毒実家を出る決心がついたり、自分の気持ちがはっきりしたりします。

毒親育ちはなぜ毒実家を出ることで楽になるのか
毒親のせいで違う自分を演じている今のストレスフルな日常から、サヨナラできるから。
毒親育ちさんは、自分のキャラを毒親好みに合わせています。又は、逆に毒親が嫌がるキャラを演じている場合もあります。
どちらにしても、毒実家では「本来の自分」から矛盾している自分の姿で生活しているのです。
本当の自分を押し殺して生きていかなくてはいけないなんて、辛いと言うだけでなく、仕事や人間関係、恋活や婚活など、人生のあらゆる面で、悪い影響がでてしまいます。
それに、なによりも、「自分は何が好きなのか」「自分とはどんな人物なのか」がわからない、もしくはわかりにくい状態が続き、
何を始めるにも「決断できない」「優柔不断」で、どんどん時間が過ぎてしまいます。
こういった毒実家ならではのストレスが多大で、健康にも悪影響が及ぶ危険性も出てしまいます。
毒親に遠慮して感情を押し殺しているどんよりした毎日から、解放されるから。
想像してください。毒親にも誰にも遠慮せずに、四六時中、自分の感情や表現を自由にできる空間が持てれば、あなたはどんなにリラックスできることでしょうか?
誰にも遠慮せずに、自分の感情を感じて表現できれば、健康面はもちろん、仕事などにも良い影響が持て、好循環が生まれることでしょう。
毒親育ち特有の生きづらさから解放されます。
毒親育ちさんが、毒実家を離れると、親と心の距離距離を置くことになり、精神的にかなり楽になります。
今の不幸な状態・共依存などは、環境を変えることで、幸せにつながる
ここを読んでいる毒親育ちさんは「不幸だな。辛いな」と感じている方がほとんどではないでしょうか?
その中の多くの方は、毒親との共依存関係からの影響を大きくうけています。
親の方からは共依存をやめてくれないのが「毒親問題の大変なところ」なのです。
ですが、あなたから行動して、毒親との関係に変化を持たせることができれば、共依存を断ち切ることができます。
毒実家を出ることは毒親育ちさんの人生に大きな意味を持つことになります。
決心さえしてしまえば、やり方は後でどうにでもなる。
「決心しても、そこからどうしたらいいのかがわからない」と言う方もいます。
ですが、まずは「決心すること」なのです。それがないと何も始まりません。
でもそれが怖いのであれば、「私が毒実家を出ると仮定して…」として、まずはシュミレーションをすることで、段取りを進めていくこともできます。
決断は後回しで、実際に毒実家を出て幸せに暮らす自分のイメージを持つのです。
その時あなたはどんな幸せな暮らしをしているのでしょうか?
毒親育ちが毒実家を出る段取りの方法
では実際に、毒実家を出る段取りを細分化して考えてみましょう。
何ごともですが、タスクを大きな塊のままで考えていても、うんざりしてしまい、行動につながらないものです。
なので、細分化という工程を踏みます。
まずは大きなブロックとして、項目を紙に書き出します。
ゴールは「毒実家を離れる」です。それを念頭に入れ、書き出していきましょう。
「私が毒実家を離れるには何が必要?」と、自分に問いかけてみて下さいね。
- 新居(自分を守ってくれる新しい住居)
- 費用(いくらくらいかな?)
- 相談に乗ってくれそうな人や組織(決心揺らがないために味方になってくれる知人やカウンセラー)
- いつまでに出るか目安(費用が貯まったら・引っ越すによい季節・今すぐ、等)
- 仕事をどうするか(そのままでいいのか、場所や働き方を変える必要があるのかどうか。必要あるならどう変わればいいのか)
そこからさらに、考えるべき項目を細分化していきます。
例)
1.新居
- 今の家からどれくらい離れるのがいいのか(仕事場から通えるエリアはどこになるのか)
- 新居に必要な最小限の持って行くもの
- 新しく買い足す家具や電化製品
2.費用
- 引っ越し代(一人暮らしは比較的安いですので、ネットで調べてみましょう)
- 家を借りる費用(敷金礼金・紹介料・前家賃・保険など、賃貸業者に見積書を出してもらうといいですね。実際に契約しなくても見積もりだけでも出してもらえます)
- 家具や電化製品トータルいくらかかるのか(最低限を買って、お給料日ごとに買い足すという手もありますね)
など、細かく書いていきます。
そこからさらに、家賃なら、「6万円まで」とか、数字を書いてみます。そうすると「駅までの時間を長くすると可能だ!」等と、解決策も出てきます。
生活費が足りなくなるなら、家賃を下げたり、習い事を何か月か休んだり、服を買う回数を減らす、外食より自炊にする、スマホの支払いをシムフリーにする等々、工夫して、生活の基礎水準を今よりもぐっと下げることも検討してみてください。
生活費の立て方も、カウンセリングやコーチングで、ご相談に乗っています。
毒実家を出れない理由ばかりを探してしまう毒親育ちさん
途中であなたの脳と意識が勝手に「毒実家を出ることができない理由」を集めてしまうかもしれません。
心配しないでください。何かに挑戦するときとは、そういうことが起きるのは当たり前の「お約束」なのです。
普通のことなのです。
ですがこういう時こそ、
「なんのために毒実家を出るのか。その先に何があるのか」を思い出します。
例えば…
- 自分の人生を生きるため
- 自分で毒のない家庭を作るため
- 毒親育ちのせいで癖になっている生き方をやめて、本当の自分に戻るため
- 我が子(またはいつか産む我が子)に毒親の連鎖を繰り返させないため
- 毒親の家という(一見普通な、本当は地獄な)ぬるま湯から出るため
- 毒親との共依存を断ち切るため
- 毒親育ち特有の生きづらさを解決するため
- 独立した人間になるため
- 自分という人物を知るため
- 自分を愛するため
- 親と関係のない人間関係を大切にし、助け合って生きる人生を手に入れるため
- いつか愛する人と健全な家族を作るため
- エネルギーに満ちたよいメンタルで、新しいことや起業などを始めるため
いくつでも書き出します。
私はこういう一連の作業を「人生のための矢印」と言っています。
この人生の矢印がある人はぶれにくいのです。
そればかりか、勢いがあり、悩みにくいのです。
そして、忙しくなるので毒親のことで悩むことが馬鹿らしくなってきます。
そうです。もう始まっているのです。
あなたの毒親育ち解毒物語はスタート地点に立てていますよ。
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