毒親とは会話が成り立たない。心の距離を置く方法

会話が成り立たない母親 ( 毒親 ) とのコミュニケーション方法を確立しよう!

会話が成り立っていない毒親と娘
毒親とは会話が成り立たないので心の距離を取る

あなたの母親が毒親であるなら
一般的な会話が成立しないことがよくあるかと思います。

なぜなら、、、、それが毒親だからです。

もう、これ以上、傷つくのはやめましょう。
自分を、親に傷つけさせるのを許可しないでいきましょう!

それには毅然とした態度が必要です。

毒親の前にいるというだけで萎縮したり、トラウマになったり、
もう誰も信用できなくて人生めちゃくちゃになる前に、
自分なりの毒親とのコミュニケーション方法を確立していきましょう!

カウンセラー平山
カウンセラー平山

毒親に対して「いつかはきっといい親になる」と、期待していませんか?
残念ですが、その願いを叶えてくれないのが毒親です。

なぜ毒親との会話やコミュニケーションは難しいのか

毒親とのコミュニケーションはなぜ難しいのでしょうか?

なぜこのような親とは本当の意味での話にならないのでしょうか?

態度を豹変させたり、論点をずらしたりしてくる

とある毒親育ちさん
とある毒親育ちさん

母との会話はいつもストレスでいっぱい。
薄々分かっていましたが、大人になってやっと確信できました。

うちの親は毒親です。話がまともに進まないのです。

毒親との会話で、論点があちこちずれるのは日常茶飯事

毒親に主導権を握られたり会話すること自体をそらされたり
優しかったり、また反対に鬼のように狂暴になったり、
か弱さを演出してきたり、「あなたしかいないの」と愚痴を言ってきたりして、同情を誘ってきたり被害者意識を前面に押し出してきたりと、対応の難易度が高いことを仕掛けてきます。

そして、そういうことを繰り返される。それも毎日毎日・・・。

これが例えば、毒親からではなく、上司と部下からならモラハラやパワハラという犯罪です
ですが、相手は親。

誰も知らない「親子」という見えない密室の中で、誰にも介入してもらえない、永遠に続くモラハラ&パワハラ・・・

気が遠くなりませんか?

まともに相手していたら誰だって疲れてしまうどころか、頭がおかしくなってしまいます

あなたの人生の選択権を取り上げてくる親

全部親が決めている。
自分のことなのに、自分で決定させてもらえず、こっちがお伺いする格好になる。
または、自分が決めた意見を言っても、なんやかんやと、ケチをつけられ結局親の決めたとおりにさせられてしまう。
反論するのもエネルギーが枯渇していてできない。
反論してもどうせだめだ、いつもそうだから。と、学習性無力感を持ってしまっている。
頭が、麻痺してきて毒親の意志に従ってしまう


・・・・・・実はこれら、大問題なのです。
あなたにはそういう危機感はちゃんとあるのでしょうか?
あなたの人生なのに、親が決める、親に操縦させられている。まるで親のためのあやつり人形です。
そしていつの間にか、人生の大事なことを何も自分で決められない大人になってしまいます

毒親とのコミュニケーションや会話で やってはいけないことは?

毒親とのコミュニケーションでやってはいけないことを、あなたはやってはいませんか?

毒親に「変わって」「優しくなって」「思いやりを持って」という期待を抱いてはいけない

毒親育ちさんの共通の願いとして
「親には・・・改心してほしい・優しく変わってほしい・まともになってほしい」というのがひとつあると思います。
ですが、親が変わるのを期待してはいけません
「え?!」と思われますか?
まず、人は誰かに変えられるものではないということ。
人は自分が変わろうと思った時にしか変われないのです。
あなたが親に働きかけ、変わることがあったとしても、奇跡的な確率です。時期もいつになるかはわかりません。
そしてあなたがそれを待ち続けるのは人生単位のロスです。
あなたはあなたの親を更生させるために生きているのではありません

毒親に「相談」してはいけない

毒親にしてはいけないコミュニケーション。それは「相談」です。
「友達とのお出かけ(またはデートなど)に何着ていこうか迷っているの」とお母さんに言おうものなら、「あなたにはこれが似合うわ」「間違いない!これしかないわ」と
しゃしゃり出てくるのが毒親です。
それも親の好みのテイストたっぷりの。そしてなぜか断りずらい。これもマズイ点です。
嫌なのになぜかあなたも親を傷つけまいとしてその服を着て行ってしまったりと親の思うつぼですし、いつまでたっても服を自分で決めれないままです。
似合う服がわからない、どれを着たいのか自分の気持ちがわからない
こういうのは
自分のことをじっくり考えたり、気持ちを深堀したことがあまりなく、決断も親まかせだったという結果です
そしてまた親に頼る。そして自分のことがわからないまま、決められない自分のまま・・・。そういうあなたが未来も続いていく。
悪循環なのです。

毒親とのコミュニケーションや会話で やるべきことは?

今度は逆に、毒親とのコミュニケーションや会話で やるべきことを考えてみましょう!

一人暮らしをしているなら?この世に親がもういないとしたら?と考える

たとえあなたが親と同居しているとしても、同じ家にいたとしても
心をまず独立させていきましょう。
親に何か相談する前に
もし一人で暮らしをしていたなら、この問題はどう解決するかな?」
親はもうこの世にいないとしたら、自分でどういう選択をする?」などなど
常に自分で解決・選択するくせをつけるのです。
そして毒親とは
結果のみ報告と言う形で
会話をしていきましょう!

いいですか? 間違っても、相談してはいけないのですよ。

結果を言って、反論されたり、怒ってきたりしたら
「もう決めたから」といって、完全につっぱねます
それでもなにか口出しをしてくるのであれば、電話なら、すぐに切ります。
同じ家の中に居たり、カフェで一緒であればわざとらしくても、用ができたと言って
外に出たらいいのです。その態度こそがコミュニケーションなのです。
乗り物内なら、
親と一緒の乗り物からあなたの乗りたい他の乗り物に乗り換えたらいいのです。
それが「独立」です!「自由」なのです!
かわいそうですか? 気がひけますか?
でも
「私は以前の関係をやめます。今までとは違う関係性でいきます」と毒親に知らせるには
それくらいのインパクトでちょうどいいのです。

とにかく物理的・金銭面的・心情的に 親離れをする 自分で自分を養う(またはその準備で忙しくする)

親に口出しさせないと決められたなら、あなたは立派に独立の入り口に立っていると言えます
そう、「親離れ」です。
巣立ちです。
これこそが、「毒親育ちの生きずらさ」から離れる元なのです。
親離れには金銭面的な独立ももちろん含まれますので、自分のお金の面倒は自分で見ていきます。
出来ればなるべく早い段階で(心をこじらせてしまう前に)家も出て、物理的な距離も取ります。
今は無理なら、人間関係だけでもやってみましょう。
困ったことが発生したときは、親を頼らずに自分の人間関係の中で助け合っていき、人生をどんどん自分の手と足で歩いて行きましょう!
少し苦労は伴いますが、そうすることで自分自身も安定した大人に近づいていきます。

親がソシオパスやサイコパスの可能性を考える

親子関係なく「この人は人間としておかしい」と思えたなら、なるべく早い段階で距離を置くことが大切です。
信じられないかも知れませんが、ソシオパスやサイコパスは4%の割合で私たちの暮らしの中に存在しているという統計もあります。それが親かもしれませんね。

毒親との心の距離を取る方法とは?

もうおわかりですね?
毒親と距離を取る方法、それは・・・・こちらの二つ↓です。

毒親との心の距離を取る方法はあなたのきっぱりした会話と態度

今回は毒親との会話・コミュニケーションをどうするかという話をしました。
勇気を出して親から人生の主導権を取り戻していきましょう。
少しづつでもやっていきましょう!

毒親と心の距離を取る方法で一番必要なのはこれ

一番大切なのは何といってもあなたが毒親と距離を取ると「きっぱりと決めること」です。
そうです。あなたの人生を取り戻すと、決めてください


あなたがあなた主体の人生を一日も早く歩めますように・・・。