毒親は頼れない

生きづらい毒親育ち女性
生きづらい人生を何とかしたいと思いませんか?

毒親育ちは生きづらい

毒親育ちのあなたが生きづらいのはあなたのせいではない

毒親育ちが生きづらいのは、親の呪縛と、親を頼っては生きていけない苦しい現状のせいであって、あなたのせいではありません。

この記事では、毒親育ちさんの生きづらい悩みの解決方法、
自己否定な自分の救い方とサバイバルスキルを上げる方法をお伝えします。

本来なら頼りたい親を頼れずに、人生に不安になったり困ったりする毒親育ちさんの現状と、そしてここからどうしていったらいいのか、その方法をお伝えいたします。

毒親育ちでもそうでなくても、誰でもみんな親に愛され頼りたい

毒親育ち生きづらいし愛されたい
毒親育ちさんは親に愛されたかった

私だって愛されたい、許されたい。
生きていてもいいってだれかに言ってほしい。


誰かに必要とされたいし、その前に、「お前は生きていてもいいんだよ」って、本気でギューッと包み込まれたい。

でも、こういうメッセージを親から受けて育ってきた気がしない。

だからなのか、いつも自分に自信が持てない

それだけでなく、本当に困った時、頼る人がいない
どうしたらいいの?


これらは生きづらい毒親育ち(ACアダルトチルドレン)さんの本音ではないでしょうか?

次は ご自分のことを毒親育ちだというAさんを例として、考えてみましょう。

親に愛されたいという気持ちの裏にあるもの、本音、毒親育ちの自分の本当の要求を知る

毒親育ちの20代女性Aさんはこうお話しされました。

私の両親は毒親(暴力や暴言も有)なので、実家を出て独り立ちをした頃から絶縁に近い状態で距離を取っています。

普段は親にしてほしいことはないです。

ですが、過去に何度か、病気の時や勤め先の倒産で無職の時、派遣でも仕事がない時など、どうしてもここだけは!って頼りたいという時がありました。

普通の親に育てられた人のようには

私は実家に、親に頼れない。帰れない。

ピンチの時、助けて!って時に、帰る場所がないなんて、すごく不安です。

職場でモラハラなどで精神的に追い込まれてる時でも、親無しで何とかしないといけないんです。親が生きているのにですよ。

助けてもらえばいいじゃんって?

だけどほんとうに心から無理なんです。親と関わるのが心から嫌なんです

本当は私だってさみしいし、頼りたい。でも、できない。それが私と親の関係。

普通の親を持っている友達たちは、「毒親の本当の意味がわからない」ので、相談できません
その人たちは生まれた時から普通の家庭で育って恵まれています。

私だって好んでこの両親の元に生まれてきたわけではないのに。
世の中って不公平だなっていつも思っています。
私はここからどうしたらいいのでしょうか

毒親(毒父・毒母)に育てられた怒り・寂しさ・複雑さ・生きづらさを今も常に抱えている

Aさんは小さい時から親に言葉や暴力を伴った理不尽な扱いをされてきただけでなく、大人になってからも親に何度も何度も裏切られたという過去を持っています。毒親との共依存をやめる方法

ですが同時に、親の愛、無償の愛、自分を肯定してくれる存在を求めてもいます。

そしてその気持ちのやり場がわからず悩み続けています。

大人の毒親育ちの「親への要望」はざっくりいうと具体的には次の2つ

生きづらい毒親育ちの「親への要望」
生きづらい毒親育ちさんの葛藤と現実

生活の援助など、リストラ、倒産、病気などで自分ではどうしようもない時は頼らせてほしい

怠けているのではなく頑張ってもどうしても生活が苦しい時など、
お金を貸してくれたり、援助してくれたり
出産時の手助けもそうですね。

本当に、これは助けてほしいです。
遠慮せずに、つらい時つらいと言える。自分の親だから。・・・という関係性の、信頼の上に成り立つ要求です。

親に、ただ話を聞いてほしい(自分を全肯定してくれる立場で)

話を批判無しで、全部肯定して聞いてくれる
ここって時だけでも助けてくれる。

他の誰にも話せないことだって、親だから遠慮なく言えるなど、

心のサポートが大人でも必要な時もあります。

それが、信頼している親だとしたら、どんなに心強いでしょうか。

毒親じゃない親、普通の親 普通の親子関係ではどうなのか

ちょうどいい距離で、いい関係の親子 はうらやましいですよね。

幼少期の頃から、しっかりと肯定されて育てられ、大人になったらなったで、喧嘩することがあっても、どちらも非は認め、年齢の上下はあっても本当の意味での上下はなく、いろいろありながらも親子で(近すぎもせずに)助け合い、成長しあっていく。

子どもの成長を、未来を見守り、先回りせずに、失敗さえさせてくれる。
見守るスタンスでいてくれる。
子どもの方も、自然と感謝することができている。

これが理想的な親子の姿ではないでしょうか?

そもそもお母さんじゃなきゃダメな問題って何がある?

インターネットで何でも調べられる今の時代、お母さんじゃなきゃダメという問題は本当に少ないくなったといえるでしょう。

ですが、例えば、女性なら、女性ならではの体の変化について、病院に行くまでもないこと、反対に、命にかかわることについて、インターネットで載っていないことなどは、はっきり言ってまだまだあります。
「これだけは、ほかの人に聞けない!お母さんに相談したかった~~!」ということもあるでしょう。

あと、「自分を産んだ人」としての意見が欲しい!ということもありますね。それは世界中探しても、お母さんだけです。

ですが、精神の世界では自分が自分のお母さんになることもできます。

親の代わりをパートナーに求めると・・・

もしあなたに今、パートナーがいて、「親がいなくても、この人が時には私の親代わりだ」と思え、相手にとっても何も問題なければ、それでいいと思います。

ただ、「パートナーは親の代わりをしてほしいのにしてくれない!」

「パートナーは私がほしいと思っている大きさの、深さの愛をくれない!」

「無償の愛をほしいのにくれない!」

と思う方は、ちょっと考えてみてください。

それはその方からもらうべきものなのかと。

そもそも、それは、パートナーをお母さんの代わりにしているという時点で、考えなくてはならない問題です。

相手には相手の状況があり、いつでもどこでもあなたの親代わりをする、というわけにはいかないのです。関係が破綻に向かってしまいます。

あなたが生きやすくなっても、相手がその分生きづらくなっては、大人として、「毒親育ちの生きづらさを手放せた」、とは言えませんよね。

共依存やエナジーバンパイアにならないように気を付けて

毒親育ちの方は 共依存やエナジーバンパイアに なってしまっていないかに注意して

手当たり次第に、依存先を探すこと
誰でもかんでも母親代わりにしてしまうこと
だけはやってはいけません。

これはを無意識にやっている方が意外と多いのです。

ですが、今まで頼れていた人から急に距離を取られる、連絡がつかなくなることはありませんでしたか?
それ、エナジーバンパイア認定されているのかもしれないですね。
(※エナジーバンパイアとは:自分で考えず人に答えを求める、依存する、他人任せ。言うことがころころ変わるなど、相手にすると疲れる人物。まさに、力を吸い取られていく感じがする相手。)

本当に生きづらくて今すぐに消えてしまいたいなど、自殺が頭をよぎった時などは背に腹は代えられません。
言える人に助けてと言える自分でいましょう。これは優先されます。

この時に気を付けることは区別をすることです。

依存させてくれる人を誰でもいいからどんな人でもいいから探す、ではなくあくまでも、問題解決を助けてくれる人を探す(相手の負担も考えて)、でなくてはなりません

「この人がいるから、生きていける」は、よくないのです。
相手はあなたの為だけに生きているのではありません。
結果的には期待してしまうあなたがダメージを負うことになります。

一時的には助けてくれても継続的には無理でしょう。物理的に。
それか、共依存になって二人でもっと複雑な悩みの沼に行ってしまいます。

その人をあなたの生きるエネルギーにしてしまってはいけません。

「誰もあなたの命の責任を取れない」のです。
周りはあくまでも、サポートです。

(この辺のところは深いので他の回で書きますね。)

誰かを頼るのであれば、生きるヒントをもらい、自分で自分を立て直す。あくまでも人は、自分自身を勇気づける「きっかけ」にしてくださいね。

あなたがあなたを引っ張っていく一番のリーダーですよ!

生きづらい毒親育ちのサバイバル術

親に頼らないで自分で自分のお父さん&お母さんになる

毒親育ちは これ以上、親に期待するのはやめましょう


自分をこれ以上、傷付けないためにです。


親に頼らずにあなたがあなたのお母さんになりましょう
自分で自分を愛しましょう 
自分で自分の機嫌を取りましょう
自分を養いましょう


そのためにも、自分を知りましょう
自分を許し、信頼しましょう




また、自分で自分のお父さんにもなりましょう


自分で稼ぎましょう 自分を養いましょう


そのためにも、(得意分野の)勉強をしましょう


親の血縁や つて ではなく 自分の力で作った仲間を増やしましょう


あなたが生きづらい毒親育ちを、一日も早く解毒克服されますように。
応援しています!