毒親育ち母でも子どもと良いコミュニケーションを取るには?
親が毒親で、自分自身も子どもに対して毒親になっているのではないか?毒親の連鎖をしてしまってるのでは?と悩んだり、自分の中に毒親な部分を見つけてしまって罪悪感を持っているパパ・ママに読んでいただきたい記事です。
たとえ自分が「毒親」だとわかったからといって、この世の終わりではありません。
むしろ気付けた今、「子どもと良い関係を築く機会を得られてラッキー」だと前向きにとらえてください。
状況を理解した上で、これからどうするかが大事ですね。
毒親連鎖をやめたいパパ・ママへ
毒親育ちで母(または未来の母)でもあるあなたはこのように悩んでいませんか?
- このままでは私が毒親になってしまうかもと、恐怖に感じている
- もうすでに私は毒親なのでは?と罪悪感を感じている
- 毒親的な習慣や行動、思考、癖などをやめたい
- 絶対に、お母さん(毒母)の様な お父さん(毒父)の様な 母親 父親 になりたくない
- 両親(毒両親)のような子育てをしたくない
- 自分の子我が子には 毒親育ちACアダルトチルドレンではなく、普通の家庭の幸せな子として、さみしい思いや理不尽な思いをせずに、のびのびと、自己肯定感を持って、何の心配もせずにすくすくと幸せに育って欲しいと思っている
- だから、何としてでもこの状況を打破したい。子に連鎖させたくない。それだけはさせてはいけないと強く思っている
- 私と毒母(または毒父)との親子共依存をやめたいし、子どもにも、私と共依存親子になってほしくない
- 我が子とその子ども(孫)の関係性が、毒親、毒親育ち、の関係になってほしくない。我が子や我が孫のためにも、代々続いてきたであろう、この毒親の世代間連鎖を私の代で切ってあげたい
今回はそういったお悩みを持つ方のためにお話します。
こちら↓の、より掘り下げた内容になっています
毒親育ちでも子育てが辛くない方法
幼少期の親への気持ち
あなたは幼少期、お父さんお母さんに対して、
↓こう思っていた(いる)のではないでしょうか?
- 今、この、胸にある気持ちをわかってほしい
- 口にした言葉の裏で、本当は強がっていることをわかってほしい
- 家のことや兄弟のことを考えて、遠慮してるけど本当は甘えたいのわかってほしい
- 私が何を好きで嫌いか知ってほしい
- 兄弟たちよりも私を方を見てほしい
- 私が生まれてきてうれしかったことや つながりをもっと聞かせてほしい
- がんばっていることを見ていてほしい
- 私の体や命を尊いと思ってほしい一緒に喜んでほしい
- 一緒に悲しんでほしい
- 揺れ動いている気持ちさえ、わかってほしい
- 不安な気持ち 自分でもどうにかしないといけないけど、どうも出来ないこの状態をわかってほしい
などなど、 いつもいつも、理解してほしかった(または現在も)ですよね。
お母さん、お父さんには一番の味方でいてほしかったですよね。
そして、そういった要望に答えてもらえなかった。 そういう悲しい現実があります。
でも、あなたは自分のお子さんに(または未来のお子さんに) 同じ思いをしてほしくないと願っている。 とても素晴らしいお気持ちだと思いました。
ご自分が十分な愛情をもらっていないのにも関わらず、 お子さんにはたくさんの愛情をあげたい。苦しんでほしくない。 親が毒親だという苦しみは私だけでたくさんだ、と。
もう、ここまで書いていても 胸が熱くなります。
さて、 どうしたらよいかお話ししていきますね。
毒親連鎖をやめてお子さんと上手にコミュニケーションを取るには?【実践編】
毒親を連鎖しないために親ができること、気を付けなくてはならないこととは?
毒親の連鎖をやめたいのであれば、子どもの気持ちを 理解できているつもりにならない
親子といえども違う人間。
いつも、「子どもはどう感じているかな」「子どもが言った言葉や態度の本当の意味は?」と考えてみてください。
子どもは嘘をつきます。 自分のためでなく、人のために、家族のためにも嘘をつくんです。
お子さんの深層心理、本当の気持ちを理解するんだ、知るんだ、という心構えでいつもいてあげてください。
難しく感じますか? 大丈夫ですよ。
お父さんお母さんがそういう心構えでいてあげられると、不思議なもので だんだんと伝わるようになっていきます。
でも、お子さんの気持ちを100%わかりきることはできない、と言うことも、頭の隅において置いて下さいね。これも大事なポイントなんです。
お子さんは
親が自分を受け止め、理解してくれようとしている。それ自体が安心感であり、心の栄養です。
理解していること自体も当然大切ですがそれが難しくても、なんとしてでも理解しようと強く思い続けていることが大事なのです。
これは、暖かさや信頼としてお子さんに伝わりますので。
子どもの気持ちに寄り添うとは?
お子さんが困っている場面で、親は 「こうしなさい、ああしなさい」と言ってしまいがちです。
よかれと思ってアドバイスしてしまうんです。
「それで、どうしたいの?」も、ごめんなさい。だめなんです。
まずはじめに、お子さんがいった言葉をオウム返しにしてあげて下さい。
例「僕、○○したくない!」 「そっか、○○したくないんだね。」 「うん、だって×××だから」 「そっか、×××だから、○○したくないと思ってるんだね」 「うん、そうなの。」
お子さんはいったん、「僕にはどんな時にも味方がいる」と、落ち着きます。
これが、気持ちに寄りそうです。
まず、急いで解決しないことが大事です。
アドバイスは、お子さんの気持ち事態が切り替わってからにしてください。
お子さんと一つひとつこうやって信頼関係を築いていきましょう。
共感して、ゆっくりといい方向にむかうことが、 こじらせさせず、結局一番早いと言うケースも多いでのです。
親とお子さんが違う意見でもいいんですよ。「子どもはこう思っている」というのをまるっと一旦受け入れてあげましょうね。
毒親連鎖やめる方法、最後に
子どもを取り巻く環境は多種多様なので、多少なりともアレンジが必要かもしれません。
それもあって、今回は「毒親からの毒を子どもに連鎖しない方法」の基礎的で基本的なことだけお伝えしました。
何か少しでもヒントになればうれしいです。
お子さんのためにもご自分のためにも 肩の力を抜いて、毒親からの連鎖的子育てではなく、あなた自身の子育てを楽しめたらいいですね。
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