第12話 鬱と「友達」その2

東京に出てきて3年の私には何でも話せる友達がいませんでした。

いるのは知り合いです。

彼のバンド関係者。私の仕事の関係の人。

仕事関係と言っても、前の会社は辞めてしまってるし、取引先にも迷惑かけてしまったし。

 

あと、

毎日、仕事と彼のバンドのことで頭がいっぱいで

 

友達がほしいくせにあきらめてもいました。

最近は鬱友達のMちゃんとは、相変わらず愚痴ってはいたけれど

これでいいのかな?と思い始めていました。

 

そんなある日、作りかけの自分のホームページ。完成しないままでいたのですが、ちょっとさわってみたら

 

「あ、あれ???ちょっと思い出せる!HTML理解できる。少しなら。」

驚きました。少し、脳が戻ってる???

—そうです。わたしは鬱になって、脳が、ダメになってるというか、上手くはたらかなくなってしまっていたのでした。

 

それが、ほんのわずかでしたが脳の調子が戻ってるのがうれしくなったからか、

いい事思いついた、とばかりにホームページを書いてアップする事を決心。

 

「デザインなんてどうでもいいや、好きな色に、昔書いたイラスト載せて、日記書いて、自分の気持ち書いていこう!」

 

「でも、誰かに見て欲しいな。そうだ、”知り合い”のあの人とこの人に読んでもらいたい。URLをメールでお知らせしよう。」

 

「友だちでなくてもいいや、知り合いでいいんだ。相手を思い合える瞬間があれば、知り合いの方でも、それでいいや。」

 

「あ? もしかしてある意味それも“友だち”か!」

 

 

私はこの時友だちの定義を変えたのでした。

広く幅を広げました。

 

 

友だち=何でも話し合える。しょっちゅう会う

 

から

 

友だち=知り合いでも相手を思いやれる瞬間が一回でも合ったらもうそれは友だち(ネット上でもOK)

 

急に友達が増えました。

 

例えば、

(鬱になる前から)ネット上であるホームページを見つけ「このデザインすばらしい!」と感動し、私の方から、思い切ってメールを出してリアルに知り合えたHさん

 

プロのシンガーのFさんのファン同士としてネットで知り合ったSさん(このときはまだオフではお会いしていない)

 

その方たちを友達として、心を少しづつ開いていく決心をしたのです。

 

どうしたかというと、、、

ホームページの日記には毎日毎日思っていることを書きました。

 

重い内容のことでも、なるべく相手の負担にならないように、ギャグっぽくしたり、おばかキャラで言ったりと、言葉を選んで書きました。(これも、よかったのかも)

 

ありがたいことに、みなさん気遣ってくださってコメントをくださいました。

 

もう、「ただの知り合い」とはいえなくなりました。

 

誰かと繫がっているのはなんって安心するのだろう。

 

私は彼ら彼女らにこう言われるのがうれしかったのです。

 

 

 

 

「大丈夫!」 「大丈夫だよ!」

 

 

 

 

ずっとこの言葉がほしかったんだと思います。

 

 

誰かに言って欲しかった。

 

友達が言ってくれたんです。

 

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鬱克服体験談
毒親育ち克服カウンセラー平山ゆか
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