第11話 罪悪感との決別~生きることを自分に許した日

鬱克服ストーリー(実話)

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そして、、、、

私のからだは生きたい。

 

紛れもなく生きたがっている

 

それはよおおぉく解った。

 

でも心はというと、心は「とてつもなく消えてしまいたい」だ。

 

 

私は新しい問題を出題された気持ちでいました。

 

「難題すぎる」

 

 

私の心の中はいつからだろうか、罪悪感でいっぱいだったのです。

 

私が生きていて誰かのためになった?

答えはノーよ。

必要のない人間よ。

 

ていうか、迷惑ばかりかけている。

 

この先も迷惑ばかりかけ続ける?

 

 

そんなのいや。いや、いや、いや!

惨め。

 

 

地球を 汚し続けて今日も 何のために生きるの?

生きるつもりなの?私。

 

 

ちょうどその頃、妹の家族と会う機会がありました。

 

車にお邪魔して。

妹の旦那さんの運転で山の中を行きます。

 

すごく遠く感じられて・・・・ぐにゃんぐにゃんの道は、いつまでたっても終わらずに私を車酔いにしました。
(運転に問題があるのではなく、私の体調が悪すぎるのと、道がぐにゃぐにゃすぎるからです。)

鬱で体調よくないのに、プラス車酔い。

 

起きてるのか寝てるのか気を失いかけてるのか・・・状態。

(もうこの頃生きてるのか死んでるのかわからない状態が普通でしたが。)

 

 

 

 

ふと小さな古ぼけた商店の看板が目に留まりました。

「そうそう、いつもこれだった。車酔いの時。思い出した。」

 

 

極限の状態での体に大好きなバニラアイスの甘さと香りと冷たさとが入っていきました。

 

気持ちいい風が通りました。

 

その時、山の斜面の一枚の葉っぱに 心の焦点が合いました。

 

「ちから強いなぁ。」

心でつぶやきました。

 

「ああ、日に当たりたいんだね。そのためにここまで伸びてきてるんだ・・・・。へえ・・・。」

 

見渡してみるとここにもあそこにも、そういう「つもり」の葉ばかりです。

 

「ああ・・・・そっか・・・・・。」

 

ああ!そっか!そうなんだ!!!

 

日に当たるために、いや、日めがけて葉が伸びている。それは生きるために

 

たとえそのために他の葉っぱが影になったとしても・・・

 

たくさんの木々。枝だったりツタだったりが、ひしめき合ってる

 

誰かが日に当たることで誰かが影になる

 

でも誰も怒っていない。それどころか・・・・

 

これが自然で、地球なんだ!

 

「いいんだよ!!!!」

「そうか・・・・! いいんだ!!!」

 

私の罪悪感という黒い氷が溶けた瞬間でした。

 

罪悪感なんて、感じなくてもいい。

 

誰に悪く思う必要なんてない。

 

 

生きて行っていい。

 

 

生きていくことが自然。

 

生きる理由なんて要らない。

 

体は生きたがっている。

 

そして心も。

 

私はこの日、生きることにOKを出しました。

決めたんです。

 

 

力強い生き様を見せてくれたあの時の自然さんたち。
この時のことをたまに思い出しては 私も地球のちゃんとした一員だってことを感じています。

 

 

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