第7話 友達と○○に挑戦した鬱時代

初めての方はコチラからどうぞ

ウツになって初めて出来た友達Mちゃんとは月一回くらいはライブの後、飲みに行く様になりました。

と言っても私たちはあまり飲めず、ワインを一杯だけ。

この頃はそれ以上アルコール飲むと記憶なくしたりしてた。本気で帰れなくなってしまってた。

渋谷の道玄坂の隠れ家的小さな居酒屋で。

スレンダーな美人さん。ライダージャケットに黒髪ロング。ミニスカでオーバーニーとロングブーツ。

そんなMちゃんは今日も枝豆を全部さやから出してくれる。塩をまぶしたお皿に乗せて。

一粒ずつお箸で食べる私たち。ワインは決まって赤。

あと、さつまあげ。これはお値段高め。ゆっくり食べる。

ひとしきり鬱トーク。

それもあきて、だんだん「それで・・・・・どうしよう」という話になってくる。

「なんかやってみたいことある?」

「あるある!ずっとこっぱずかしくて行ってなかったんだけど、あそこに行ってみたい!」

「どこ???」

渋谷109

「えええええ~~~!ギャルの聖地やん!?はずかしすぎる!!!こんな私たちでもいいの?追い出されない?間逆だよ、ジャンルが。。。」

「フフフますます行きたくなって来た!」

「じゃあ行こう行こう!あははははははは!」

「ついでにさ~」

「なあに?」

マツキヨも行ってみたい!」

「マツキヨも謎!行こう行こうきゃははははははは♪」

渋谷のハチ公前で待ち合わせた。

Mちゃんに昼間から会うのは初めてだった。

始めていく109。1階からダンスミュージックがすごい。圧倒される。

スーパーギャルカリスマ店員さん に声をかけられ ドギマギしながらも、服をやウイッグ、バッグ、アクセ、、帽子、下着などなど、見て回る回る。

「あ、これかわいくない?」「うん、可愛い。着てみなよ~!」

「まるきゅう楽しいね!」「うん、めっちゃ はずいけど・・・楽しい!」

何時間いただろう。あれこれ試着しながらMちゃんはロールアップのジーンズ、私はキャミとサングラスを買った。

そして初のマツキヨではコスメグッズをあれこれ手にとってはかごに入れた。Mちゃんはビューラーを。私も眉グッズやリップを買った。

この日、誰にも ふたりが欝だとはわからなかったと思う。

そして最後にカフェ人間関係に。

渋谷で明るいうちに買い物して、カフェ行っておしゃべりして、

わたしたちは何かを感じていた。

こんなすごし方もあるのか・・・・。って。

その日の掲示板にはMちゃん

「今日はすごい挑戦だった~♪ 109と、あと、、、、マツキヨがあんなにおもしろいとは!」

「爆!」

他の人から見たら普通のことかもしれないけど、私たちにとってはすごい日だった。

なんか感覚をつかめた日だった。

鬱の時は何にでもエネルギーが必要で、こんな一日でも私たちにはちょっとしたイベントでした。

>>>第8話 鬱と罰 

このHPのタイトル別←見やすいもの、ピンときたタイトルの記事からどうぞ。