第3話 何も出来ない

鬱克服ストーリー(実話)

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「のどがかわいた・・・。」

頭の中を自分の言葉がループしている。

 

 

でも何度も何度も、そう思っても、コップに入ったお茶をつかむことが出来ない私。

コタツに入ってごろんとしている。

 

 

イメージする・・・起き上がり、コタツの机の上にあるコップを手に取り、入ってあるお茶をゴクリと飲む。

 

それだけのことなのに。心底お茶を飲みたいのに・・・・

からだが動きません。

飲んでるシーンがひとごとの様に繰り返されるだけ。

私のからだはただの内臓の入れ物になってしまったの?

時間だけがすぎます。
思考が停止したまま。ただ頭の中が真っ白で・・・。

そんな感じを記憶しています。
何日くらいそういう風に過ごしていたのか本当に覚えていません。

お風呂も入れる日は入っていましたが、

 

 

「シャンプー。今は・・・シャンプーをしている。次は・・・・リンス。次は・・リンス。次はリンス。」

 

声を出してこう言いながらでなければ、どこまでやったかスコンっと忘れてしまいます。

普通に清潔好きなので、がんばって極力入っていたと思いますが・・・。

あと、包丁を持ってはいけないと言われていたそうです。

記憶が途切れ途切れの超絶鬱時代。
こうやって書いてみたら結構いくつかは思い出せましたが、
実際インプットかなり不可能な脳の状態でした。

長く、重く、苦しい時期でした。

でも、本当の苦しい時期はこの時ではなく、意識が目覚めてきてからなのです。

 

>>>第4話 感受性の暴走 へ

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